さいたま市のお客様より、長年住まわれたマンションリフォームのご依頼です。部屋は細かく仕切られた古い作りの間取り、採光と空気の循環も悪く、昼間に伺っても電気をつける必要がある程の暗い室内です。また、奥様がアレルギーをお持ちで、体にやさしい素材を使ったリフォームをご希望でした。そこでマンションの内部を完全にスケルトンにしてから、ヒノキや杉など使った室内にリフォームしました。
床材は東濃ヒノキのフローリング(生節)を使用し、大黒柱には木曽ヒノキの6寸角を使用、壁にはクロス(壁紙)等は使用せず、壁自体が呼吸を行いホルムアルデヒドやトルエン等の吸着効果あり、珪藻土(ケイソウド)の4~5倍の吸放湿量を誇るエコカラットを使用しました。更に間取りは、間仕切りを無くす事で、開放感があり室内全体に風が行き渡る空間へとリフォーム、採光と室内の空気が自然循環する事でアレルギーなどの原因となるハウスダスト等の物質を軽減する効果を狙いました。